お盆のきゅうりとなすの名前や意味は?置き方や向きは宗派で違う?

きゅうりとなすで作ったお盆の置き物を見たことがありますか?

動物の形をしているあの置き物。最近ではあまり見かけなくなりましたが、実はちゃんと意味があるんです。

今回は、お盆に作るきゅうりとなすの置物の名前や意味、置き方や向きなどについて見ていきましょう。

宗派によって違う場合もあるようです。

きちんと意味を理解して、ぜひ今年のお盆に作ってみてくださいね(*´꒳`*)♪

 
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お盆のきゅうりとナスの名前や意味は?

お盆のお供え物のひとつで、キュウリやナスに割りばし等を刺して作る『あの置き物』。

馬や牛に見立てて作られます。

このキュウリやナスで作られたお盆の置き物は、精霊馬(しょうりょううま・しょうりょうま)という名前があるんです。

なんだか想像した以上にちょっとかっこいい名前ですね(笑)

この精霊馬は、お盆に帰ってくるご先祖様のための『乗り物』として作られます。

ねこ
キュウリで作られるのはに見立てられます。

『お盆に馬に乗って戻ってくる』という意味があるんだそうです。たしかに、キュウリは細くて早そうな馬のイメージがぴったりですね!

いぬ
ナスはで作られるものはに見立てられます。

『お盆に牛に乗ってあの世に帰っていく』という意味があるんだそうです。 ナスのどっしりしたイメージが牛にぴったりですね!

 

ちなみに、キュウリの馬とナスの牛の使い分けですが、地域によって様々です。

  • ご先祖様に早く帰って来て欲しいから来る時は馬を、ゆっくり帰って欲しいから帰る時は牛を

という地域もあれば、

  • ご先祖様にきちんと丁寧にお迎えするために来る時は牛を、急いで帰ってもらうために帰りは馬を

と、まったく逆の地域もあるのだとか。

このように、地域によっては使い方が逆の場合もあるので、お住いの地域の風習を知っておく必要がありますね(*´꒳`*)

 
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お盆のキュウリとナスの置き方は?向きは宗派で違う?

精霊馬を飾る時期は?

お盆のキュウリとナスを置く時期にも、きちんと決まりがあります。

ねこ
迎え火をたくお盆の入りの8月13日に飾り、送り火をする8月16日に片づけます。

8/13・8/14・8/15・8/16の4日間ということになりますね。

 

精霊馬の置き方は?

置き方は、迎え火を焚く8月13日は、馬・牛共に自宅の方に頭側を向けます(内向き)。

逆に、送り火をする8月16日には、帰り道側(空)に向けておきます(外向き)。

また、地域によって、東の方からご先祖様が返ってくるという言い伝えにより、置き方が変わることがあるようです。

この場合の置き方は、『きゅうり⇒西向き なす⇒東向き』となります。

その他、ご先祖様を玄関からお迎えするという考えがある場合は、玄関に向けて飾ることもあるそうです。

 

精霊馬を飾り終わったら?

飾り終えたキュウリとナスは、食べずに処分するのが一般的です。

処分のやり方はいくつかあります。

いぬ
・燃やす
・土に還す
・お寺で供養してもらう
・白い紙を使って供養する

一番手軽なのは、④の白い紙を使って供養するやり方ではないでしょうか?

『半紙など白い紙に包む』または『塩で清めて捨てる』という簡単なやり方です。これなら簡単に捨てることができますね(*´꒳`*)

 

 

お盆のキュウリやナスの置物が進化していておもしろい

余談ですが、ここ数年お盆の時期になると、ネット上で進化した精霊馬の姿を見かけるようになりました。

私が住む地域では、あまり精霊馬の姿は見かけなくなりましたが、お盆の時期にツイッター等で見かける進化形精霊馬の写真には、つい目を奪われます(笑)

例えば…

精霊馬はご先祖様の乗り物に見立てた物なので、あまり悪ふざけするのも気が引けますが(笑)、かなりシュールでおもしろい物が多いですよね!

 

 

さいごに

お盆に飾るキュウリやナスには、お盆に帰って来ると言われているご先祖様の乗り物を意味しています。

ほっそりとスリムなキュウリは足の速い馬、ぽってり・どっしりしたナスはのんびりした牛に見立てられます。

置き方や向きなども、地域によって様々な決まりがあるんですね♪

最近ではあまり見かけることのなくなった精霊馬。

これまで一度も作ったことがなかった方は、今年のお盆にぜひ精霊馬づくりにトライしてみてはいかがでしょうか?

 
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