大小7,000以上の島々からなる国フィリピン。
その海の美しさから、世界有数のリゾート地としても知られています。
特に、セブ島やボラカイ島が有名ですよね。
さて、フィリピン最後の秘境と呼ばれているパラワン島エルニド村をご存知でしょうか?
他のリゾートに比べると、アクセスしにくい場所にあるのですが、この世のものとは思えないほどの美しさです。
エルニドへの行き方①乗り合いバンを使う
ニノイ・アキノ空港(マニラ)→プエルトプリンセサ空港(国内線で約1時間)→乗り合いバンでエルニドへ(5〜6時間)
私が利用したのはこの方法です。
途中で2〜3回休憩がありました。
そのうち1度がランチ休憩。
この乗り合いバン、プエルトプリンセサ空港の外に出ると客引きが声を掛けてくれるので、すぐに見つかります。
ただ、バンはお客さんがいっぱいになるまで発車しないので、しばらく待つ場合もあります。
このバン。
運にもよると思うのですが、とても狭いです。
足を延ばすスペースが極狭なのです。
さらに、エルニドまでの道は舗装されていない悪路も多く、気を抜いているとすごく跳ねます!
私はなんと座席から飛び上がって天井で頭を打ったほど!(笑)
あと、ネックピローがあると本当に楽です。
折りたたみ式のネックピローが100円ショップで売っていますので、ぜひ持っていってくださいね。
長いバンの旅の終点は、エルニドのバスターミナル。
ここからエルニドの街までは一本道なのですが、トライシクルというバイクがたくさん待機していますので、これを利用しましょう。
バンの旅は想像以上にハードです。
朝、マニラを出発しても、エルニドに到着するまでに1日がかりです。
ここは無理をせず、その日はゆっくり体を休めるといいと思います。
エルニドへの行き方②バスを使う
ニノイ・アキノ空港(マニラ)→プエルトプリンセサ空港(国内線で約1時間)→サンホセにあるバスターミナルからバスでエルニドへ(約6〜10時間)
プエルトプリンセサ空港から、バスターミナルまで約8キロほどです。
なので、空港の外に出てトライシクルに乗り、まずはバスターミナルまで移動することになります。
現地のサイトを調べてみたところ、Cherry Busという会社がエルニド行きの長距離バスを出しているようです。
約2時間おきに出発していて、無料Wi-Fi付き、HPから予約も可能。
所要時間は通常の天候時に約6時間との記載あり。
当時バスを利用した人の話を聞く機会があり、その人は約10時間かかったと言っていました。
加えて、座席自体はそんなに狭い訳でもなく、快適に移動ができたとも。
その時の状況にも左右されるのかもしれませんね。
バスも終点はエルニドのバスターミナルです。
エルニドへの行き方③飛行機を使う
ニノイ・アキノ空港(マニラ)→エルニド空港(国内線で約1時間)
2016年12月現在、この路線はエアスウィフト社1社のみが運行しているようです。
所要時間はなんと1時間15分!!
プエルトプリンセサ空港からバンやバスでアクセスする1日がかりの方法と比べると、かなりの時間の節約になりますね!
私がエルニドへ旅行した2014年当時は、リゾート専用のチャーター便しか飛んでいなく、リゾート宿泊客の他に空きがあれば予約できるというシステムだったんです。
ただ、デメリットは値段が高いこと。
ざっと調べてみたところ片道3万円超するようです。
往復だとかなりの金額になってしまうので、行きか帰りを飛行機に置き換えるという方法でも良さそうです。
さいごに
他のリゾートアイランドに比べると、アクセスが悪いパラワン島・エルニド。
けれども、苦労を乗り越えた後の絶景は最高に美しいものでした。
フィリピン最後の秘境というのも納得です。
バンで6時間以上の悪路に揺られた後、ガイドブックで見た険しい岩山がそびえ立つ風景が見えた瞬間は、今でもはっきりと思い出すことができます。
日本ではなかなか経験することのできない険しい道のり、一度体験してみるのもいいかもしれません。
次の記事では、エルニドでのアクティビティをご紹介したいと思います^^