フィリピン最後の秘境と呼ばれるパラワン島エルニド村。
エルニド周辺の海域には、約50もの島々があります。
コバルトブルーの海面から、500メートル級の岩山がそびえ立つ光景は、この世のものとは思えないほどの美しさです。
今日は、エルニドでのアイランドホッピングツアーを紹介します〜!
もくじ
エルニドとは?
フィリピン最後の秘境と呼ばれているエルニド。
美しい自然を守るため、独自の環境保護哲学があります。
Take nothing but photograph.
(写真以外はなにもとらないこと)
Leave nothing but footprints.
(足跡以外はなにも残さないこと)
Kill nothing but time.
(時間以外はなにもつぶさないこと)
ス、ステキ!!!∑(゚Д゚)
この素敵な信念からも、大切に守られている美しい楽園であることがわかりますね(*´꒳`*)
とにかく心ゆくまでのんびりゆったりできますよ〜!
また、エルニドには楽しいアクティビティもたくさん♥
バランスよくエルニドを楽しんでくださいね。
アイランドホッピングとは?
エルニドの海域に点在する見所の多い島を5箇所ほど、ボートで巡るツアーのことです。
ランチ付きで、無人島で船頭さんがそこで料理したものを出してくれます。
泊まっているホテルや、エルニドの街のツアー会社で予約することができます。
前日までに予約しておくとスムーズですが、当日の朝予約しても問題ないようです。
だいたいどこの会社もコースは同じで、ABCDコースの4種類。
AとCが人気とのことです。
私は2日ツアーに参加したのですが、1日目Aコース、2日目Cコースにしました。
アイランドホッピング:おすすめの島
Hidden Beach
浅い海の中を歩いて行く、この隠れたビーチ。
足元が岩でゴツゴツしていて痛いですが、そんなことも気にならないくらいコバルトブルーの海がきれいです。
岩づたいに歩いて、角を曲がると…。
その先は岩の壁にかこまれた小さなビーチが現れます。
巨大な岩山がそびえ立ち、非現実的すぎる風景が広がります。
映画【ビーチ】のモデルになっているのは、このHidden Beachなんだそうですよ。
Secret Beach
ここは海に浮かぶ島の岩壁にある、水面に見え隠れする穴を潜って入ります!
一気に通り抜けないとあちこちケガしてしまいますので、ご注意を。
躊躇してはいけませんw
なので、海が荒れている日や満潮の時は入れないんだそうですよ。
まさにシークレットなビーチ( ´艸`)
穴を通り抜けると、そこは静かで小さなラグーン。
ここでは、夫と二人でビーチに座って、ぐるりと回りを囲まれた不思議な風景を楽しみました。
Small & Big Lagoon
コバルトブルーの浅瀬が広がるラグーン。
スモールラグーンではシュノーケルを楽しめます。
光が差すと水中の世界がパアーッと明るくなり、その美しさでつい顔をあげるのを忘れてしまうほど。
ビッグラグーンは、よくエルニドのガイドブックに写真が使われているスポットです。
私が行った時は、ここで雨が降ってきてしまい少し暗い印象。
けれども、雨の日でも海はやっぱりコバルトブルー(*´꒳`*)
晴れた日に当たると、すごくすごくきれいだろうなぁと思います。
Matinloc Shrine
この島は、他の島と少し違っていて建物があります。
1982年に建てられたマティンロック寺院(廃墟)、ガゼボ、マリア像があるんです。
切り立った岩山のある島とのコントラストに、少しミスマッチな印象を受けつつも、ガゼボの後ろにある階段を登っていくと。
岩山の高い場所から周辺の島々を見渡せるようになっています!
ゾクゾクするほどの高さで柵もありませんが、美しすぎる景色にこれまた見入ってしまいます。
爽快感も素晴らしい。
ここからの景色が、エルニドで一番高い場所から見た景色だったと思います。
さいごに
エルニドの美しい島々を巡っていると、『美しい』としか言えない自分にヤキモキ。
美しすぎて非現実的すぎて、言葉で表現できないのです。
海から戻ると、待っているのは静かな街。
小さなエルニドの街は『つい最近まで普通の小さな漁村だったんだろうな。』と分かってしまうほど素朴です。
夜はビーチサイドで波の音を聞きながらひたすらリラックス。
海の上にそびえる巨岩島を見ながら、いろんな空想をしたり…。
楽園エルニドの発展を願いつつも、どうかこのまま変わらないでほしいと願わずにはいられない旅になりました。
まさに秘境の楽園。
次の長期休暇の選択肢のひとつに、ぜひ。